うつ病で感情の起伏が激しい時は、無理に治ったと思わないことが大切
コラム
うつ病は「少し良くなったかな」と思った途端、感情の波にさらされて、酷く落ち込むこともあります。
そんなときにすごく大事なのが、無理に「治った!」と思い込まないことです。
調子がいい日が何日か続くと、「もう治ったかも!」とつい期待してしまいがち。
しかし、うつ病はそう簡単に治らないことが多いんです。
だから元気になったと思っても、あんまり無理をしないでください。頑張りすぎると、後でドーンと重い波が押し寄せてきて、再び落ち込んでしまうこともあります。
天気のように晴れの日もあれば、曇りや雨の日もある。
感情の起伏が激しく、落ち込み気味の時は、「今日はちょっと心が雨模様かな?」と、自分に優しく構えてあげることが大事です。
大切なのは、少しずつでも前に進んでいる自分を肯定してあげること。
「今日はゆっくり休む日」と割り切って、心と体をゆっくりさせるのも、自分を大切にするためには必要です。
そして、気持ちが浮き沈みするときは、周りの助けを借りるのも、とてもいい手です。
話をすることで心のモヤモヤがスッキリすることがあります。
うつ病との付き合いはマラソンみたいなものですから、無理せず、休憩を入れながら進んでいきましょう。